ペラサイトの作成ツールってどれがいいの?
ペラサイトを作ってみようとネットで調べていると、ワードプレス派とシリウス派がいて、初心者はどちらを選ぶのが正解なのか迷ってしまいますよね?
さらに、最近ではペライチで作成されたペラサイトもちらほら見かけるので初心者はいっそう困ります。
うーん悩む!
分かりますよ。
私もすご〜〜〜く悩みましたから。
それぞれ一長一短あるのですが、メリットとデメリットをきちんと理解して自分がどこを重視するのかによって決めましょう。
- ペラサイト作成ツールの種類
- WordPressのメリットとデメリット
- SIRIUSU2のメリットとデメリット
ペラサイトの作成ツールで調べると、キーワード選択に便利なツールや記事作成に便利なツールなどごちゃ混ぜになった記事が多いのですが、この記事では単純にペラサイトの作成ツールだけに焦点をあてて書いています。
ペラサイトの作成ツールの種類
ペラサイトの作成ツールは、やっぱり今でもWordPressかSIRIUSが多いです。これらのツールを使えばHTMLコードやCSSなどの知識がまったくない初心者でもペラサイトを作ることができます。
- WordPress
- SIRIUS2
- ペライチ
上記の他にもあるにはありますが、やっぱりペラサイトの作成ツールはWordPressかSIRIUSU2がメインになります。
WordPress(ワードプレス)
WordPress(ワードプレス)とは、サイトやブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)の1つで、無料のソフトウェアです。
HTMLやCSSの知識が無い人でも記事の作成から投稿、サイト管理まで簡単にできるため世界中で使用されています。
サイトのおよそ4分の1はWordPressで構築されていると言われているくらい全世界で使われているため、分からないことはググれば答えが見つかるので初心者はとっても助かります。
SIRIUS2(シリウス2)
サイト作成ツールとして株式会社ACES WEBより2011年に販売され、約60,000人のユーザーから支持されたSIRIUSですが時代と共に古臭さが目立っていました。しかし、2022年にデザイン、操作性などを一新してSIRIUS2が発売されました。
デザインは現代風でスタイリッシュ、シンプルでオシャレになりました。また、直感的にサイト作成ができより使い勝手がよくなりました。
もちろん、HTMLや CSSの知識は必要ありません。
ペラサイトの量産にとても便利な「サイト複製機能」と「キーワードの置換え」でコピーサイトが秒でできます。
ペライチ
株式会社ペライチが運営するホームページ作成サービスです。1ページだけのWEBサイトを直感的に簡単に作成できます。
HTMLやCSSの知識は必要ありません。プログラミング知識が無くても500種類以上あるテンプレートから選び、構築していくだけでプロっぽいサイトが誰でも作ることができます。
日本語サポート体制が整っているので、初心者でも安心して利用できます。
ペラサイトの作成ツールを比較
それでは、WordPressとSIRIUS2を比較してみましょう。
WordPress | SIRIUSU2 | |
サイトの規模 | 中~大規模 ブログや特化サイト | 小~中規模 ペラサイトやミニサイト |
費用 | Cocoon(無料テーマ)0円 SWELL(有料テーマ)17,600円(税込) | 34,800円(税込) 1年間無料サポート込み |
使用環境 | サーバーにインストール WindowsでもMacでも | パソコンにインストール パソコン1台に1ライセンス Windowsのみ |
管理 | 1サイトごとログイン情報を管理 | 管理画面で一括管理 |
サイト立ち上げ | ややめんどくさい | 簡単 |
デザイン性 | 豊富 | 限りはある |
SEO対策 | やや有利 | 普通 |
作業時間 | やや長い | 短い |
ページの重さ | やや重い | 軽い |
表示速度 | やや遅い | 早い |
WordPressのメリットとデメリット
世界中で使用されているWordPressですが、ペラサイト作成管理には適しているのでしょうか?
WordPressのメリット
- 無料で利用
- 専門知識が無くてもOK!
- サイト構築が簡単
- 豊富なテーマ
- 豊富なプラグイン
- WordPressの情報は豊富
- どこからでもアクセスができる
無料で利用
WordPressは無料で使用できます。ペラサイトの様に100サイト作っても無料です。
レンタルサーバー代とドメイン代は必要ですが、なるべく安く運営したいならWordPressで無料テーマを使用するのがベストです。
専門知識がなくてもOK!
HTMLや CSSの知識が無い人でもサイト作成、管理ができます。
サイト構築が簡単
レンタルサーバーの、簡単インストールを使えば、新しくサイトを構築する場合も比較的簡単にできます。
豊富なテーマ
無料、有料の多数のテーマがあってデザインが豊富。個性的なサイト作成もできます。
- 無料ならCocoon
- 有料ならSWELL
この二つのテーマはペラサイトに限らずWebサイトでよく見るテーマなので選んで間違いありません。初心者でもオシャレなサイトが簡単に作れます。
豊富なプラグイン
無料、有料のプラグイン(機能を拡張するためのプログラム)が豊富ででカスタマイズが自在。
- SEO対策
- セキュリティ対策
- サイト表示の高速化
- 画像圧縮 など
WordPressの情報は豊富
世界中で利用されているWordPressですから、作成管理する上で分らないことやつまずいたときはググればいくらでも情報を知ることができます。
どこからでもアクセスが編集ができる
ログイン情報さえあればどこからでも、アクセスでき編集が可能です。
WordPressのデメリット
- セキュリティーが弱い
- テーマやプラグインの選定や管理に注意
- プログラミングの知識がいる場合も
- レンタルサーバーを選ぶ
指摘されています。全世界で広く使われているため、ハッカーに狙われる可能性があります。そのため自分でセキュリティ対策する必要があります。
テーマやプラグインの選定や管理に注意
WordPressは、多数のテーマやプラグイン(無料、有料)があるので、適切なものを選ぶことが重要です。不適切なものを選んでしまうと、セキュリティ上のリスクやパフォーマンスの低下につながる可能性があります。
また、WordPressは脆弱性が発見されると頻繁にアップデートが行われます。テーマやプラグインも頻繁にアップデートが行われるので管理こまめに確認してアップデートしておきましょう。
不要なものは入れないようすることも大切です。
プログラミングの知識がいる場合も
WordPressで込み入ったことをしたいときはプログラミングの知識が必要になる場合があります。
レンタルサーバーを選ぶ
1つのWordPressをインストールすると、サーバー内に1つのデータベース(MySQL)の作成が必要になってきます。そのためペラサイト量産するためには、データベースを無制限に作成できるレンタルサーバーが必要です。
- エックスサーバー
- mixhost
- CONOHA など
WordPressでペラサイトを作成
ペラサイトは量産が大前提となるため、1人で100や200サイトを運営していることは普通です。
そのため、WordPressだと毎回テーマ設定とプラグインの設定をする必要があるのですが非常にめんどくさい。
設定だけで20、30分時間がかかるのがもったいないなと感じています。
以前、ウィルスの侵入で大変な目にあったので、特にセキュリティー関連は手を抜けません。
WordPressは非常に自由度が高くて素晴らしいツールなのですが、初心者には選択することが多すぎてなかなか悩ましいです。
しかし、ペラサイトが上位表示した後に→ミニサイト→特化サイトへと大きく育てたい場合は、WordPressの方が拡張性が優れているので将来性があります。
将来的には、特化サイトやブログ運営を考えているなら多少手間がかかり面倒ではありますが、WordPressでペラサイトを作成し操作に慣れておいた方がいいですよ。
SIRIUS2のメリットとデメリット
SIRIUSU2のメリットとデメリットをまとめました。
SIRIUS2のメリット
- 直感的に操作ができる
- 動作が軽い
- 高速で表示される
- サイトの複製が簡単
直感的に操作ができる
直感的に操作ができるので初心者でも扱いやすいです。
4種類のテンプレートが用意されているので選択するだけでデザイン面にすぐれたサイトがつくれます。
また、HTMLやCSSの知識が無い人でも、記事を書いてアップするだけでそれっぽいサイトが簡単に作れます。
動作が軽い
SIRIUSU2はパソコンにインストールされているため、オフラインで作成ができます。
そのため、動作がとても軽くサクサク作業ができます。ただし、アップロードするときはネット環境が必要です。
高速で表示される
SEO対策で重要な指針となるサイトの表示速度です。サイトを高速さするためには、画像、CSSの遅延ロードやGZIP圧縮、AMPへの対応などさまざまな対策のため専門知識が必要ですが、SIRIUSU2はクリックするだけで対応することができます。
スマホでもサイトがサクサク表示されやすいです。
サイトの複製が簡単
SIRIUS2はサイトの複製機能があり、サイト管理画面から複製したいサイトを選択し右クリックするだけで秒でコピーサイトを作ることができます。
SIRIUS2のデメリット
- 価格が高い
- 年間更新料が必要(オプション)
- パソコン1台に1ライセンス
- Macで使えない
- 大量の記事が入ったサイトには向かない
価格が高い
SIRIUSU2の一番ネックになるのが金額面ではないでしょうか?
SIRIUS2の価格:31,800円(税込)(一年間無料サポート付き)
しかし、きちんとサイト運営をすればこのくらいの元手はすぐにクリアできますよ。
「買ったけれど使わない」が一番もったいないので、しっかり使いこなしましょう。
年間更新料が必要(オプション)
年間更新料11,000円/年(オプション)が必要になります。
- メールサポート
- 最新版へのバージョンアップ
- SIRIUS2ユーザーズページへのアクセス権
- 各種画像素材の提供(不定期)
- 追加テンプレートの購入 (今後提供予定)
このようなサービスを受けるために年間更新料が必要になっています。
パソコン1台に1ライセンス
SIRIUS2はパソコン1台に1ライセンスが必要です。ですから、パソコンを2台持っていてそれぞれでSIRIUS2を使用するならそれぞれにライセンスが必要になります。
その場合は、追加ライセンスを購入しなければなりません。
▶▶追加ライセンス料金
1ライセンス:9,800円(税込)
Macで使えない
SIRIUS2はWindows専用のソフトウェアです。そのためMacで使用できませんが、Parallels Desktopなどを利用して仮想環境でWindowsOSを動作させることができれば、MacでもSIRIUS2を使用できます。
大量の記事が入ったサイトには向かない
SIRIUSU2は1サイトにペラサイトから50記事くらいの中規模サイトくらいまでにむいています。
SIRIUSU2は記事を追加する度に再構築が行われるため、記事数が増えると動かなくなる可能性があるので、大きく育てたい人には向いていません。
SIRIUS2でペラサイトを作成
ペラサイト量産とSIRIUSU2はとても相性がよいです。
元となるページを作成したら、サイトの製機能でコピーサイトをつくります。
コピーサイトはタイトル、URL、アップロード先を変更。編集からキーワードの置き換えをするだけです。ここまではほんの2~3分でできてしまいます。
あとは、リード文を書き換えればあっという間に全く違うサイトができあがります。
こうやって、同一商品で複数のペラサイトを作成すると、上位を狙いそうなサイトがでてくるのでそういったサイトに記事を追加したりデザインを多少変えたりして手を加えます。
大きく育てることはできませんが、それでも30記事から50記事くらいは入れることができるのでペラサイトから中規模サイトに育てることができます。
ペラサイトの作成ツールのまとめ
ペラサイトはWordPressでもSIRIUSU2でもどちらでも作成することはできます。
自分にとって扱い安いということが最も重要になります。
どちらでも慣れてしまえばストレス無く使いこなすことができるようになりますが、その前に挫折してしまっては元も子もありません。
因みに私ははじめ、WordPressを試みましたが挫折してSIRIUSUを購入しました。
しかし、SIRIUSを体験してからWordPressに戻るとあら不思議!
理解度が上がっていてすんなり受け入れられました。
一度は諦めたWordPressも使えるようになったんです。
なので、今ではどちらも使えますよ。
ASPから新着案内のお知らせが頻繁に来ますが、「これは!」と思える商品やサービスがあった場合はその日のうちにSIRIUSU2でペラサイトを作成します。
フットワークの良さやっぱりSIRIUS2ですね。
- できだけお金をかけずに作りたい
- ゆくゆくは特化サイトやブログ運営をしたい
- 簡単に均一のクオリティーのサイトを作りたい
- ペラサイト量産で稼ぎたい